こんにちは、ふみチッカです。
今回は、午後(ごご)さんのコミックエッセイ『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の感想です。
コミックエッセイ『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の概要
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の内容
KADOKAWAサイトより、紹介文をお借りしました。
きっと、大丈夫。孤独な夜に寄り添う12のレシピ
大変なことは多いけれど、
これだけたくさんのケーキをつくれるのならきっと大丈夫。
そう思うのです。Twitterで大人気の作家・午後(ごご)さんが送る
眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイ。パウンドケーキやスコーン、ガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなどのレシピ付き
KADOKAWAサイト
こちらの本は、2021年1月に発売された160ページのコミックエッセイです。
著者は午後さん
本作の著者は午後(ごご)さん。
Twitterでエッセイ漫画を発信されている方で、そのエッセイが書籍化されたものが本作です。
午後さんのTwitterはこちらです。
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の感想

表紙も中のページも、やわらかく美しい色あい
本の装丁がきれいだと、それだけでうれしくなります。
こちらの本の表紙は、きれいな淡いブルー。
そしてパラパラっとページをめくってみると、本書は全部カラーなんですが、どのページも淡い色あいで描かれています。
それがとてもきれいです。
お家でリラックスした状態で読むのがおすすめ
この本のおすすめの読み方は、お家でリラックスした状態でじっくり読むことです。
エッセイの中では、お菓子を作ったり、飼っている猫さんと触れ合ったりしながら、著者の午後さんの気持ちや考えていることが、書かれています。
急いでページをめくって読み進めるのではなく、ゆっくりと読む。
そうすると、エッセイのリズム感や空気感と一体となって、より本を味わうことができると思います。
絵本を読んでいるような感覚
わたしとしては、絵本を読んでいるような感覚で本書を読んだ気がします。
というのもそもそも午後さん自身の姿が、オオカミで書かれていること。
そしてその他に登場する人たちも、みんな動物の姿で書かれています。
それをわたし、最後に「あ、そう言えばみんな動物だったな」と気づいたんです。(鈍感すぎるお話)
= それくらい、午後さんの世界に入り込んで、読んでいました。
動物の姿であることを疑問に思ったり、つっこんだりせず、自然と受け入れていたのって、なんか絵本を読むときの感覚みたいと思いました。
動物が主人公で、動物がしゃべっていても何の違和感もない。
午後さん自身の性別とか、年齢とか、職業とか、そういうことを本書で語られていないことも、エッセイであるけれども、おとぎ話のような、ファンタジー感があって。
うまい言い方ではありませんが、”絵本を読んでいるような”感覚のように感じました。
お菓子のレシピがたくさん、そしてお菓子以外のレシピもおいしそう

本書ではお菓子のレシピが多数紹介されています。とてもていねいにレシピが書かれているので挑戦しやすそう。
しかし、残念ながらわたしは、オーブンを持っていない・・・
そんなわたしのような方、お菓子以外のレシピも紹介してくださっていますよ〜
そんな中で、わたしの一番のヒットが『簡単湯豆腐』。
わたし今までのかんたん湯豆腐と言えば、豆腐を器に入れてレンジで温めて、ポン酢をかけて食べるということをしていました(ズボラ飯すぎてはずかしい・・・)。
午後さんレシピによると、
器に豆腐を汁ごと入れて
豆腐の高さの半分まで水をいれますそこに白だしを加えて
ラップをつけて500Wで2分間温めるラップを外したら
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』より
あっという間に簡単湯豆腐の完成です!
うん、簡単ですし、すごくおいしそう。
これからこの簡単湯豆腐にさせていただきます。白だし無いので買います(白だしないんかい)。
おわりに
午後さんのコミックエッセイ『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の感想でした。
ぜひお家のリラックスタイムに本書を読むのをおすすめします。
本日はお読み頂きまして、ありがとうございました!!
それでは、また~
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